2012年4月24日火曜日

制作の モチベーション




制作のモチベーションに関してだが、
「モチベーションを上げるために、***  をしている。」
というパターンを、わりと見かける。
自分はそうした言葉を聞くと、
「順序が逆なんじゃないか ?」と思ってしまう。


何事もそうだと思うのだが、
「こういう、凄い作品を作りたいッ !」
「こうすべきだろッ ! (あるべき)」
「こういう事を成し遂げたいッ !」 という様な、
鮮烈なモチベーションなり、イメージが、まず先にある人が、
次いで、それに必要な何かを懸命につかみ取ろうとする。
そういう魂のこもった作品こそ、
見てみたいし、残るべき作品では無かろうか ?


ひるがえって、
なんとなく技術的に、また、シナリオ的に、
いくらか他より勝ってる気がするという、
ちょいと自己満足や、プチ自慢できる・・といった作品は、
掃いて捨てるほどあるし、
これからも劣化コピーされて量産されていく事だろうが、
そういう作品というのは得てして、
どこかしらヤル気の無さというか、怠惰な空気感が漂っていて、
嫌な風邪を移されたく無いような感じがして、
途中で逃げ出したくなる事がある。


小説で言うならば、一時期流行ったが今は廃れた、
いわゆる、エログロナンセンス
(エロス・グロテスク・ナンセンス)をオチに持ってくれば、
大衆受けすると勘違いしてるのが、いまだに存在するが、
自分のバ●さ加減を吹聴してるようなものである。

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