2012年4月21日土曜日

ウディタ2.01版で、パスワードを試す ver_3


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ver1~2よりも、少し複雑なカラクリを説明したい。












今回は、「魔法のドア」があり、
呪文= パスワード "  etona  "
を唱えると、ドアが消えて、
(エ) の位置まで自動で入っていく・・という流れ。
















































まずは、レイヤー層 3にて、
魔法のドアを描画する。
次に、Ev イベントレイヤーに移り、ドアをクリックして、
このドアの座標を確認して、メモしておく。


























パスワード指定用の、■ 文字列操作と、■ 条件分岐 (文字)
の説明は、  ver.2 や、それ以前の記事のくり返しとなるので、省略させていただく。


そして、
パスワードが合致して、◇分岐 【1】に至り、9行目、
"  ■マップチップ上書き  " 、この説明に入る。






ウディタも、左上 ( 0, 0 ) を基点として、右下に向かうにつれ、
座標の値が増えていく。

( 文字の行数などを表す事を考えれば、理にかなっている。
 数学のグラフを考えると、増え方が違うが。 )


で、画面のように設定し、[チップ選択]を押し、
左上の真っ黒な、通常、チップの書き間違いを消すための、
無のチップを選択する。
これにより、レイヤー3 に描画されてたドアが、
消されてしまうので、主人公が通行可能となる。


あとは、動作指定により、
左に一歩、上に四歩進めるように指定してやれば、
自動で室内に入る事となる。


事前に、ゲーム設定___ ゲームの基本設定から、
デフォルトのキャラクター移動幅を、1マスに指定しておく必要がある。




【訂正】
ただ、細い道とかを通り抜けられなくなったりするケースもあるので、
0.5 半歩ずつ進む設定に直し、
■ 動作指定も、左左上上上上上上上上
と、倍に直した。









◆応用◆





洞窟内の大きな岩が取り除かれるとか、
部屋の仕切りとなる壁が消えるとか、
何か、大きなモノを消す事で、
次に進む事ができる仕組みが考えられる。
これにより、
あまりに行動範囲が広すぎて、戸惑うばかりのマップに、
行き先の制限を加えたり、
助言を与えるNPCを、隠れキャラとして配置したり、
ワープポイントを隠したりもできる。

また、
ドアの色を、赤=火、青=水、茶色=土、緑色=風・・・
といった具合に塗りなおして、
赤いドアには、水の呪文を唱えれば開く・・
といった設定も可能である。
赤や青、茶色の宝箱も同様である。
緑色のドアを開けた先に、青い宝箱が有るという、
複合的な仕掛けも考えられる。







1 件のコメント:

  1. 今作ってるゲームの参考になりました。有難うございます^^

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